4人の新進気鋭指揮者による合同ワークショップ 「歌って学ぶヨーロッパの合唱作品」

昨年の設立以来、柳嶋・谷で合唱指揮ゼミを開催させてもらったり、エマルシオンのワークショップシリーズを運営していただくなど多大にお世話になっているコーラスカンパニー

こちらで今年5月に面白いイベントを企画しました。

堅田優衣、谷郁、浜田広志、柳嶋耕太というそれぞれフィンランド、オーストリア、フランス、ドイツで学業として合唱指揮を修めた4人の同世代指揮者が、それぞれの国のレパートリーをオープンシンギングで紹介するワークショップ。合間には4人の座談会もあり、留学に至る経緯とか、普段はお伝えしないさまざまなこぼれ話を耳にできるかもしれません。

募集開始が昨日だったのですが早速十数名のお申し込みがあるそうで、定員が60名なので迷っている方はお早めにご予約ください。

予約はこちらのコーラスカンパニー公式サイトより受け付けています。

以下詳細。

日時:2020年5月17日(日)14時~19時 (受付13時30分)

会場:Ryozan Park 巣鴨 THE WHITE ROOM
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-9-1 グランド東邦ビル地下1F
(JR山手線、都営三田線「巣鴨」駅 徒歩2分)

タイムスケジュール:
【ワークショップA】
・14:00-14:45 オーストリアの合唱作品 (講師 谷郁)
講習曲 
 Schubert: Zum Sanctus/Stefan Gerdej: Bist du nit bei mir

・14:45-15:30 フランスの合唱作品 (講師 浜田広志)
講習曲 
Poulenc : O magnum misterium (quatre motets pour le temps de Noël より)

【座談会】
・15:45-16:30 司会進行 谷郁

【ワークショップB】
・16:45-17:30 フィンランドの合唱作品 (講師 堅田優衣)
講習曲 
 Kuula: Venelaulu/ Jean Sibelius: Sortunut ääni

・17:30-18:15 ドイツの合唱作品 (講師 柳嶋耕太)
講習曲 
 Reger: Nachtlied

・18:15-19:00 質疑応答・自由歓談

会場:Ryozan Park 巣鴨 THE WHITE ROOM
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨1-9-1 グランド東邦ビル地下1F
(JR山手線、都営三田線「巣鴨」駅 徒歩2分)

受講料:
通し受講  一般4,000円+税 学生3,000円+税
A+座談会 一般2,500円+税 学生2,000円+税
B+座談会 一般2,500円+税 学生2,000円+税

※楽譜は当日会場で実費にて販売いたしますが、お手持ちのものがあればご持参ください。

主催 株式会社 コーラス・カンパニー – Chorus Company
後援 株式会社タクティカート

講師プロフィール:

■ 谷 郁 (Kaoru Tani) (たに かおる)
国立音楽大学声楽科を卒業後、合唱指揮を学ぶために渡欧。ウィーン国立芸術大学指揮科を経て、グラーツ芸術大学大学院合唱指揮科修了。これまでに合唱指揮を花井哲郎、エルヴィン・オルトナー、ヨハネス・プリンツの各氏に師事。Tokyo Cantatにおける第5回及び第6回若い指揮者のための合唱指揮コンクールいずれも第2位。2019年東京国際合唱コンクールにおいてvocalconsort initiumを指揮し室内合唱部門第1位を受賞。7th JCAユースクワイアのアシスタントコンダクターを務める。
vocalconsort initium、Hugo Distler Vokalensemble、Tokyo Bay Youth Choir指揮者。その他客演指揮および指導合唱団多数。

■ 浜田 広志 (Hiroshi Hamada) (はまだ ひろし)
石川県内灘町生まれ。京都大学文学部言語学専修卒業。2012年、洗足学園音楽大学大学院声楽専攻を修了したのち、新国立劇場合唱団、Affetti Mvsicali、アンサンブルミリムのメンバーとして活動。第18回日仏声楽コンクールで第3位を受賞。2015年に渡仏。オーベルヴィリエ=ラ=クールヌーヴ地方音楽院合唱指揮科・古楽科修了。2019年にはLucia Ronchetti作曲オペラInedia prodigiosa(奇跡的飢餓)のフランス初演において合唱指揮者としてのデビューを飾る。また、8thJCAユースクワイアにてアシスタントコンダクターを務める。現在再び東京を拠点に活動中。Ensemble Sacrée Musique 代表。

■ 堅田 優衣( Yui Katada ) (かただ ゆい)
桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科卒業後、同研究科修了。フィンランド・シベリウスアカデミー合唱指揮科修士課程修了。2015年に帰国後は、身体と空間を行き交う「呼吸」に着目。自然な呼吸から生まれる声・サウンド・色彩を的確にとらえ、それらを立体的に構築することを得意としている。第3回JCAユースクワイアアシスタントコンダクター、Noema Noesis芸術監督・指揮者、女声合唱団pneuma主宰、NEC弦楽アンサンブル常任指揮者。合唱指揮ワークショップAURA主宰、講師。また作曲家として、カワイ出版・フィンランドスラソル社などから作品を出版している。近年は、各地の伝統行事を取材し、創作活動を行う。

■ 柳嶋 耕太 (Kota Yanagishima) (やなぎしま こうた)
合唱指揮者。ドイツ・ザール音楽大学指揮科卒業。2015年にドイツ音楽評議会・指揮者フォーラム研究員に選出され、ベルリン放送合唱団をはじめとするドイツ国内各地の著名合唱団を指揮。vocalconsort initium、室内合唱団vox alius、横浜合唱協会をはじめとする多数の合唱団で常任指揮・音楽監督を務めるほか、(株)コーラス・カンパニー主催の合唱指揮講座講師を務めるなど後進の育成にも力を入れる。合唱指揮をゲオルク・グリュン、指揮を上岡敏之の各氏に師事。ザールブリュッケン室内合唱団、アンサンブル・ヴォカペラ・リンブルク、エマルシオン、サリクス・カンマーコアなどに所属するアンサンブル歌手としても活動を拡げる。