柳嶋耕太が指揮または歌い手として関わりをもつ合唱団です。

vocalconsort initium
(ヴォーカルコンソート・イニツィウム)

14212763_338402869832871_4354574772982017818_n 2015年に設立された、欧州で研鑽を積んだ合唱指揮者の谷郁 (オーストリア)、柳嶋耕太 (ドイツ)の両名による新しいプロフェッショナル室内合唱団です。

ソリスト、アンサンブルシンガー、合唱指導者などそれぞれ独自の音楽家としてのキャリアをもつメンバーの高い基礎能力をベースにして、時代・洋の東西を問わず、その楽曲の魅力を最大限に発揮するための多声楽演奏のあり方を追求しています。

2015年3月8日「Projektchor Philharmonia第2回演奏会」の賛助出演にてデビュー。2019年には、東京国際合唱コンクール(室内合唱部門)へ出場、カテゴリ1位(国内合唱団最高得点)を獲得したほか、北とぴあ国際音楽祭2019に参加。2022年には指揮者モルテン・シュルト=イェンセンを招聘し、客演指揮のほか、指揮マスタークラスを株式会社コーラス・カンパニーと共催。これまでに6回の自主公演を成功させています。

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室内合唱団vox alius
(室内合唱団ヴォックス・アリウス)

柳嶋の完全帰国(2017年10月)と同時に設立された、常設のアマチュア室内合唱団です。

「教会音楽を通して、合唱音楽の『意味』を追究する」をコンセプトに、教会音楽/宗教音楽を教会で演奏することを主な活動とする他、合唱指揮ワークショップのモデル合唱団など、音楽を深めるための幅広い活動を行っています。

2017年12月10日、「小さな夜の演奏会」にてデビュー。2018年12月には東京カテドラル聖マリア大聖堂でのコンサートをHugo Distler Vokalensembleと共に開催し好評をいただきました。

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vox aliusの演奏 Mahler / Gottwald: Urlicht

横浜合唱協会
(Yokohama Choral Society)

J.S.バッハ合唱作品の本格的な演奏活動を目指して、1970年に発足したアマチュア合唱団です。

ライプツィヒ・トーマス教会をはじめとするドイツ各地での演奏旅行の実現や、トーマスカントール(当時)G.C.ビラー氏との共演、現地合唱団との交流及び来日共演などドイツに縁の深い合唱団でもあります。

2017年10月に客演指揮者としてお招きいただき、2018年6月の第68回定期演奏会ではメンデルスゾーン「詩篇42番」を演奏しました。

以降指揮者に正式就任し、毎週土曜日に共に活動しています。2024年秋にはドイツ・ライプツィヒへの演奏旅行を企画しています。

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Chor OBANDES

「楽しく、本気でアンサンブルし続けられる合唱団」
を目指し、2012年に創立したユース合唱団です。

2018年4月に客演指揮者・ミュージックアドバイザーとしてお招きいただいたあと、2018年9月以降は常任指揮者としてご一緒しています。「常任指揮者」ではありますが、音楽面・人間面で彼らの充実したエネルギーを一身に浴び、助けられながら活動しています。

2019年は2月に愛知での合唱団花集庵とのジョイントコンサートを好評のうちに開催。今後、東京都合唱祭、東京国際合唱コンクール(ユース部門)、東京都合唱連盟コンクールへの出場などを控えています。

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Projektchor Philharmonia
(プロジェクトコア・フィルハーモニア)

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柳嶋の合唱指揮留学をきっかけに、2013年に設立された、公募によるプロジェクト合唱団(季節合唱団)。2015年からは指揮者として谷郁さんをさらにお呼びし、2人指揮者体制で活動しています。欧州で研鑽を積む新進気鋭の合唱指揮者と、普段はそれぞれの場所で様々な合唱活動にいそしむ合唱人が一堂に会し、交響合唱作品を通してぶつかりあうことで、新たな化学反応があるのではないか。また、その先にあるさらに一段上の「調和(フィルハーモニー)」は一体どんなものになるだろう、それを体感してみたい!というのがねらい。

これまでにフォーレ《レクイエム》、モーツァルト《証聖者のための晩課》、ディストラー《自然に寄せて》、ベアストー《祝福されし都市、エルサレム》、シューベルト《ミサ曲第2番ト長調》、モーツァルト⦅レクイエム⦆を演奏し、いずれも好評を博しました。

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Kirchenchor St. Cäcilia LU-Oggersheim
(ルートヴィヒスハーフェン・オッガースハイム聖セシリア教会合唱団)

Wallfahrtskirche元西ドイツ首相のヘルムート・コールの故郷としても知られる小さな町オッガースハイム。そこで20世紀初頭に設立され、190年近くの長い歴史をもつカトリックの教会合唱団です。

柳嶋は2012年の夏以降、専任指揮者としてともに活動させていただいています。クリスマス、聖金曜日、復活祭、ペンテコステなどの主に大きな礼拝で合唱を捧げるため、毎週月曜日の夜に稽古しています。写真は、礼拝で歌うオッガースハイム・聖母被昇天教会です。

音楽大学での学業と並んで、ここでの経験は僕の合唱指揮者としての基礎をかたち作るかけがえのないものとなっています。

ドイツで関わっていた代表的合唱団

KammerChor Saarbrücken
(ザールブリュッケン室内合唱団)

kammerchorsaarbruecken_avf5214s-1024x681柳嶋の指揮科指導教授でもあるゲオルク・グリュン氏が1990年に設立したセミプロフェッショナルの室内合唱団。デビュー以来、数々の国際合唱コンクールで優勝、欧州各地、ロシア、アメリカなどでの国際合唱フェスティバルでの招待演奏や、ゴットヴァルト・トランスクリプション集を始め多数のCD録音をリリースするなど国際的な活動を精力的に展開しています。2017年夏にはバルセロナでの世界合唱シンポジウムに招待合唱団として出演予定。

僕は2011年秋以来、テノールの固定メンバーとして参加させていただいています。

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Ensemble Vocapella Limburg
(アンサンブル・ヴォカペラ・リンブルク)

10394483_748036885267086_1921997589202864198_n 2007年、リンブルク大聖堂少年聖歌隊のOB合唱団として設立された、若い男声室内合唱団です。ブダペスト国際合唱コンクールカテゴリ1位(2013)、ドイツ合唱コンクール1位(2014)、ヴァルナ国際合唱コンクールカテゴリ1位(2016)など、近年国際的な評価の高まっている勢いのあるグループ。2016-17年にはマックス・レーガーの男声合唱曲全集CD(全2巻)をリリース予定。

柳嶋は少年聖歌隊のOBではないですが、指揮者のトリスタン・マイスターが指揮科の同僚で、その関係で2012年の彼ら初のCD録音プロジェクト以降、トップテノールとしてご一緒しています。

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