お久しぶりの投稿です。
この度、柳嶋主催の合唱指揮ゼミへの新規参加者を若干名公募させていただくことになりました。
合唱指揮レッスン実績
2017年10月のドイツからの帰国以来、各種指揮活動、合唱指導活動に並び、合唱指揮のレッスンを重要な仕事の柱として取り組んできました。
個人レッスン、グループレッスンの他、自主主催の合唱指揮セミナー、㈱コーラスカンパニー社主催の合唱指揮セミナーでメイン講師を務めるなど、一定の評価をいただく活動を続けてきました。
柳嶋本人が6年半のドイツでの合唱指揮留学で得た知見、さまざまなレッスン法を踏まえ、かつそれを金科玉条のメソッドとはせずに、それぞれの方に響くあり方を模索しています。
2つのクラス
「合唱指揮ゼミ」は平日クラス、土日クラスの2つをそれぞれ月1回のペースで実施し、現在あわせて20名前後の受講生が切磋琢磨しています。
日程は年内は以下の通り。以降はゼミ生で日程調整を行います。
- 平日クラス(場所: JR新浦安駅近く)
- 10/21 11/18 12/16 それぞれ10-13時
- 土日クラス(場所: 品川区旗の台)
- 10/17 11/21 12/20 それぞれ11-14時
コロナ禍の影響で、4月〜9月は完全オンライン形式での実施でしたが、10月からは従来のスタジオでのゼミを再開しつつ、オンライン参加(Zoomをプラットフォームとし、自宅から指揮の動画を提出しその場でレビューしていく)も継続して受け入れます。このハイブリッド方式は今後、ブラッシュアップを重ねながら無期限に継続していく予定です。
レッスン内容
いわゆる「動きの型」からは入らずに、姿勢、腕の重さ、呼吸など身体そのもののこと、それに対する音楽上の各要素の連関をみていくところから、合唱指揮という動きのあり方を模索します。
このような考え方であることから、アウトプットとしてフィットする指揮の動きは当然、個人によって大きく異なってきます。その点において、「ゼミ」という形式でそれぞれの動きの発見の場に立ち会うことは、本質に近づくという意味では最も適したやり方ではないかと考え、実践しています。
現在、芸大生、学生指揮者、声楽家、シンガー、学校教員、合唱指揮者(かけだしさんから全国コンクール常連まで)など多岐にわたる皆さんがクラスにいらっしゃいます。一方で、僕たちの場においては肩書は実際のところほとんど意味をなさず、シンプルに、お互いの発見をお互いに祝福するということをやっています。
ですので、全くの初心者であるという自覚をお持ちの方でも、近い将来に合唱を指揮者の立場で演奏するという志、(ないし緊急的な必要性笑)がある方ならどなたでも歓迎ですし、落ち着いて参加いただけることでしょう。
ここ数ヶ月で取り組んだ作品を参考に示します。作品は、ゼミ生自身で持ち込む場合もあります。希望の曲があればぜひ提案してください。
- Bach: Komm, Jesu, komm
- Bach: Mattäuspassion (Rezitativ)
- Brahms: Deutsches Requiem (1. Satz)
- Ravel: Trois chansons
また、2021年以降は状況が許すならば、柳嶋が音楽監督・常任指揮する合唱団にご支援いただき、実際の合唱団を振るレッスンも実施できればと考えています。
参加条件
参加費用は一律で4000円/回です(スタジオ代別)。ただしゼミですので、少なくとも半年は継続する意志のある方のみ参加を受け入れます。ブレイクスルーのような発見がある一方で、一回だけでガッテンしてしまうことは長期的な視野で大変危険であるからです。
今回の募集定員は、各クラスともに1〜2名とします。もしかするとすぐに埋まってしまう可能性もあります(その場合こちらでお知らせします)ので、お早めにご連絡いただければと思います。
参加応募は以下のコンタクトフォームからお申し出ください。その際、オン・オフいずれの方式での参加を希望されるかも明記してくださると助かります。
なお、別途聴講(オン・オフ双方)も可能です。お問い合わせください。
それでは、ご連絡をお待ちしています。