バルセロナ・第11回世界合唱シンポジウムに参加しました

7月下旬にカタルーニャ・バルセロナで開催された第11回世界合唱シンポジウムに参加してきました。

全8日間の日程で、指揮マスタークラス、招待合唱団のコンサート、セミナー、ワークショップ、楽譜出版社博覧会など様々な催しが同時多発的に開催される世界の合唱の祭典です。

僕は主に、前半はヘルムート・リリンクの指揮マスタークラスを受講し、後半は招待合唱団の一つであるザールブリュッケン室内合唱団(指揮:ゲオルク・グリュン)のメンバーとして各コンサートで歌ってきました。


Photo: Masis Aram Gözbek

バックグラウンドのあまりにも多様な指揮者仲間、合唱団と接することを通して、世界の合唱の幅広さを存分に味わいました。また、特に合唱の響きの観点では膝を叩かされる体験も多い一方、合唱が音楽しているとはどういうことなのだろうと、改めて考えを巡らせる機会をいただいたようにも思いました。

このブログとは別に、今月8月18日発売予定の「ハンナ」9月号にて世界合唱シンポジウムの速報レポートを寄稿させていただきました。併せてご覧いただけますと幸いです。

シンポジウム後訪れた、バルセロナ近郊の古城の村カルドナ。